国立新美術館での展示と次回の展示

今年は年度末に展示が重なり、11月は国立新美術館にて、12月は渋谷のグループ展に出展します。


まずは12/4で終了した国立新美術館の展示の様子。

2018年の個展で発表した「Beyond your Labor」も一緒に展示しました。その続きとして今回は茶道具の風炉先屏風を作りました。水指は我が家の家宝でして、萩焼12代の三輪休雪(龍作)さんのものすごく重厚感のある作品で、実際にずっしりと重い作品です。普通、風炉先屏風というと存在感のない薄いものが多い(最後の方に一般的なものを載せておきました)のですが、熱い龍作さんのダイナミックな水指に合う屏風はこれくらいの方が合うだろうと、Beyond your Laborを当てはめてみました。




茶道が生まれた15世紀とは違い、今の資本主義は成熟期を迎えモノとゴミで溢れています。今回は新品のトタンを使いましたが、次回は廃材を使ってみたいと思っています。かっこいいCoca Colaとか印字されたトタンが近所に転がっているのですが、所有者が居る様ですし入手は難しく、、、断念。次回以降の課題です。


利休さんが生きておられたら、このような素材で屏風を作ったら、私は「いいですね」と褒めて下さる様な気がします。というのも、茶道には今で言うSDGS的な要素が含まれており、例えば、煤竹(すすたけ)と言って、茅葺き屋根民家の屋根裏や天井からとれる、100年以上の年月をかけ、囲炉裏の煙に燻されて深く美しい自然の茶褐色が特徴の竹材を使用した茶杓が尊く扱われているからです。


※一般的な風炉先屏風はこんな感じ。茶道具を映させるため脇役を徹している感じのものが多いです。



次回は12月10日から13日まで、渋谷の大和田ギャラリーにて開催です。お月様シリーズを11展、用意しています。

様子は別の投稿でご報告します。





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