個展のタイトル決定「Beyond your labor」

5月の個展のタイトルが決まりました。

Beyond your labor

です。

一言で「労働」がテーマです。

昨年11月から3年8か月休んだ会社に復職し(こんなBBAを再利用してもらえて至極光栄)サラリーマンに舞い戻ったわけですが、長年、社会人になってからずーーーーっと毎日考えてきたテーマかもしれません。

仕事=人生

と言っても過言ではない労働。息を吸って生きていくためには現実的にお金が必要であり、お金を稼ぐ手段として仕事は必須のもの。

過去を振り返ると、今までサラリーマンをしてきて、心から充実感を感じたことは、きっと1年に2、3回という頻度。後の日は、今日は何事もなくてよかったという安堵感を感じるか、自分の能力の限界を感じ劣等感に苛まれているか、理不尽なことに腹を立てているか、私の心は常に荒れに荒れていたと思います。そんな私の心の支えがアートであり創作活動でした。

荒れていた理由について自己分析し、このブログにも書いてきました。理由は私の生い立ちであったり男女の差であると自己分析してきました。それも間違いではないとは思うけど、生い立ち以前の人類の問題として、明快に、特に労働者階級(要するに雇われサラリーマン)の精神分析をしている本にこの度出会い、目から鱗状態の日々を過ごしています。

今読んでいる本は、

カール・マルクス著「経済学・哲学草稿」。

続けて「資本論」も読もうとスタンバイ中。

いやーーーすごい!

難しいので流し読みはできず、同じ文を何度も読み返すことも多々あって時間がかかっているけどマルクスの一言一言に吸い込まれています。

マルクスは「疎外された労働」という言葉を使って説明していて、動物と人類の差についても考慮した上での「労働」の存在について分析をしています。

マルクスの時代(1800年代)の労働者階級は今よりもっと低賃金で厳しい生活だったわけだけれど、今の労働にそのまま通じることもたくさん書かれていて、

あ~、だから私は頑張れば頑張るほど悲しくなり疲弊していたのか、こういうことだったのか、としみじみと時代を超えてマルクスの声が私の心に響き通る。

まだ本は読み途中なので、私が感銘を受けた「労働」についての具体的な内容はまた後日まとめたいと思います。

今日は個展のテーマ発表にとどめます。

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